











大正9年に建てられた、築100年を超える木造3階建ての建具職人の家「TOAMI」をリノベーションしました。
この建物の特徴は、繊細かつユニークなデザインの建具。長く大切に扱われてきた痕跡が随所に残り、職人の人柄や想いが伝わってきます。
大正時代の尾道の風景を想起させる外観を保ちながら、内部の既存の建具や材料もできる限り活かしています。そのうえで、ファッションやインテリアに造詣の深いお施主様の感性を重ね合わせ、新しく生まれ変わりました。
大正期の建築を読み解き、再生し、今の暮らしに息づくかたちへとつないだ今回のリノベーション。この建物が、人と人、人と街をつなぐ場として再び活用されることを願っています。
自然と調和する日本の伝統建築を未来へつなぎ、新たな価値を加えていくこと。これは、持続可能なまちづくりを目指す「古建築再生・活用」の実践でもあります。
- INFORMATION
- TOAMI(安楽城様邸) 改修工事
所在地:尾道市
敷地面積:49.58㎡
延床面積:124.61㎡
