瀬戸内、尾道の対岸にある向島はまだまだ多くの古民家が残っています。
この建物も九代続いた家系の建物を今回の施主様がご縁あって譲り受けたものでした。
敷地内には全部で三棟、と離れの浴室、小屋がありました。
今回は母屋を改修し手前の納屋は離れの浴室は解体することに
ご夫婦の土間のある暮らしをしたいというご要望を中心に設計をスタートしました。
今回我々が意識的に行った事。
それは古民家らしさを出来るだけ残すという事。
隠して綺麗にするのではなく、使えるものを残しつつ改善するという事。
土間暮らしが基本となるが、暮らしづらくならないよう家事動線や生活動線を検討していきました。
猫と暮らす家という事にも配慮し、猫ドアを要所要所設置しています。
お友達の多いご夫婦が、この場所でのびのびと皆さんで過ごすイメージを思い描きながら…
また新たな、こちらのご家族だけの暮らしをご提案できたのではないかと思います。
写真は2024/12/26現在の物、まだ完成形ではない為外構工事などが完了次第再度更新予定です。
改築後写真↓
改築前写真↓
- INFORMATION
- M様邸 古民家改築工事
所在地:尾道市向東
延床面積:137.04㎡
(家族構成)2人