EVENT
『シェーカー家具大全』出版記念トークイベント
開催期間
2025/2/22(土) 16:30〜18:30(予定)
定員
20名程度(先着順)
料金
¥1,000
トークイベント(22日)
長年シェーカー家具を製作・研究されている宇納正幸さんが、書籍『シェーカー家具大全』を出版されました。出版を記念して、宇納さんと共同執筆者である西川栄明さんをヒトトマにお招きしてトークイベントを開催します。
宇納さんが所有されている古いシェーカー家具を実際に見ていただきながら、シェーカーの歴史やシェーカー教徒達の暮らしを想像できる貴重なお話を伺えるまたとない機会です。
展示・受注販売会(23日)
講演会翌日の23日16:00頃まで、宇納さんがヒトトマギャラリーに在廊され、シェーカー家具の展示・受注販売会を行います。実際に宇納さんのお話を伺いながら椅子に座ってみることもできます。イベントに参加できない方もお気軽にお越しください。
日時|2025年2月23日(日)10:00〜16:00 (予定)※時間は変更になる場合があります。
場所|ヒトトマ ギャラリー (広島県尾道市西久保町27-2)
また、今春には、宇納正幸さんに教えてもらう『シェーカーボックスづくり』を体験できるワークショップの開催も検討しています。詳細が決まりましたら改めてご案内しますので、お楽しみに。
『シェーカー家具大全』
宇納正幸
1960年、京都市生まれ。嵯峨美術短期大学インテリアデザイン科卒業後、飛騨高山のアリスファーム(83年、北海道へ移転)でシェーカー家具の製作に携わる(~84年)。86年、京都市内で字納家具工房開設。89年、京北町(現、京都市右京区)に工房移転。95年、アリスファームよりシェーカー家具の図面や治具を引き継ぐ。現在、シェーカースタイルの家具製作を行いながら、作り手の立場からシェーカー家具について研究を進めている。
西川栄明
編集者、椅子研究者。著書に『新版 名作椅子の由来図典』『この椅子が一番!』『手づくりする木のスツール』『板目・柾目・木口がわかる木の図鑑』『樹木と木材の図鑑−日本の有用種101』など。共著に『名作椅子の解体新書』『名作椅子の解体新書 PART2』『Yチェアの秘密』『ウィンザーチェア大全』など。企画編集に『流れがわかる!デンマーク家具のデザイン史』など。
シェーカーとは
シェーカー教団は19世紀を中心に、アメリカで活動したキリスト教団体です。厳格な教義のもとに田園で共同生活を送り、祈りと労働の日々を送ったといわれます。シェーカーの人々は俗世間を離れて田園で共同生活をおくりました。シェーカーの人々が自給用に作った様々な用具の中で、とりわけ注目に値するのが家具です。シェーカーの家具は、今でも博物館などで見ることができますが、そのフォルムの美しさと完成度の高さは、とてもそれが100年以上も前のものとは思えない”新しさ”を持っています。