今回ご相談いただいたのは築年数はさほど経過していない離れの木造住宅のリノベーションでした。
近くには鮎釣りもできるという穏やかな川、
現地調査の時点ですっかり癒されてしまったのを覚えています。
玄関前の写真にどっしりと風格のある大きな梁と腕木の彫が少し写っています。
クライアントの今は亡きお父様がこだわりを持って建てられた建物の記憶を残しつつ、
受け継がれた世代の想いにも配慮しながら、隠れ家の入口へ
建具や造作家具など、お話しさせていく中でイメージを膨らませ、喜んでいただけることを思い浮かべながら設計デザインしています。
今回は奥様の柔らかい雰囲気がとても印象的でしたので、全体のデザインイメージに反映されています。
だからいつも同じものはないのです。
住まい手の暮らしにしっかりと寄り添った、この家だからこその事づくりが今回も出来たのでは思っています。
以下 改修前写真