移り住むコトおしゃべり会
先輩移住者の
移り住むコト 暮らしのコト
「暮らしのコトづくり」とは
ただ生活するのではなく、暮らしそのものに意味や体験を与え、豊かにしていこうとする取組考え
「移り住むコト」とは
単なる引っ越しではありません。それは、新しい土地で「自分の望む暮らし」(体験・関係・意味)を再構築する
「住む場所を変える」ことは、「生き方を変える」こと
対象の方
・都会から地方への移住を考えている方
・自然の中での子育てや暮らしに関心がある方
・二拠点生活、テレワークでの地方拠点を考える人
・古民家暮らしやセルフビルドに関心のある方
・地域に根さした「仕事」や「暮らし方」を探している人
尾道市地域おこし協力隊 新保さんご家族
https://note.com/onomichi_iju2023/n/n5d0d6a4a409c
ヒトトマ運営者 國本 広行 https://hito-to-ma.com/
おしゃべり会プログラム
□ 趣旨・目的を共有
「移り住む」は居住地の変更ではなく、暮らし方と体験そのものを再設計する行動。
ただ引っ越すのではなく、「どんな暮らしをしたいか」「何を体験したいか」を起点に移住を検討する場であることを共有。
□ 地域担当者・先輩移住者とおしゃべり
なぜ移住を決めたのか
今の活動と暮らしぶり
苦労した点と乗り越え方
地域との関わりの作り方
□ 質疑応答/個別相談
空き家・住まい・補助金・仕事など、具体的なテーマで相談
□ 地域との接点づくりワークショップ
「やりたいコト」を言語化
それが叶う環境・場所を参加者同士で共有する時間に
□ 相談会後のフォロー案内
オンライン相談窓口、コンシェルジュ、地域おこし協力隊との接点案内
□ 日時:7月13日(日)
□ 募集人数:10:00~…2組様、14:00~…2組様
□ 場所:広島県尾道市御調町(先輩移住者のお宅)
ヒトトマからお申込み:https://hito-to-ma.com/#contact
國本建築堂からお申込み先:https://www.k-kenchikudo.com/inquiry/
*お申込み後、所在地をお知らせ致します。
先輩移住者の声
ー便利さに頼りすぎず、できることは自分たちで。ー
(尾道市御調町・Nさんご一家)
Nさんご一家
夫のYさん、妻のRさん、7歳の息子さん、3歳の娘さんの4人家族。息子さんが小学校へあがるタイミングで、埼玉県の都心部から尾道市御調(みつぎ)町へ移住しました。地域とのつながりに支えられながら1年かけて探し出した理想の空き家はリノベーションを終え、いよいよ新しい生活の始まりです。
これまで当たり前だった暮らし方を見直す瞬間があります。転勤や仕事に左右される受け身の暮らしではなく、自分たちの“生活”を営みたい。Nさんご一家はそんな思いで、埼玉県都市部から尾道市御調町に住まいを移しました。
お話のなかから見えてきた暮らしへの思い、実現しようとした暮らしへのまなざしをお届けします。
移住先での暮らしと、定住への思い
―関東から移住されたということで、移住先での生活は以前と比べていかがですか?
Yさん:御調での生活に不便さはまったくありません。町の中心地にはスーパー、ホームセンター、ドラッグストア、総合病院、図書館などが揃っていて、福山市や広島市などの周辺都市にも出やすいですし。
Rさん:実は、休日の過ごし方も移住前とあまり変わっていないんです。変わったことがあるとしたら、時間にも心にもゆとりがもてるようになったことかもしれません。たとえば、子どもが大きな声を出してはしゃいでいても、ここでなら「ま、いっか」って思えるような、そんな気持ちの余裕が生まれました。
―移住して、どのタイミングで定住を考え始めたのでしょうか。
Yさん:僕たちはもともと、定住するつもりで移住しました。最初の1年アパートで暮らしてみて、子どもも学校が楽しそうだし、買い物には困らないし、親戚も近くなったし、電波も届くし、地域の人たちも温かい。御調での生活がすごく楽しくて。
Rさん:移住前に何度も御調を訪れたのも良かったんだと思います。イベントに参加させてもらったり子どもの小学校を見学したりして、移住後の暮らしのイメージが描けた。「ここなら住めそう!」という直感がありました。
Yさん:妻の直感でこれまで間違っていたことがないもので(笑)
「関東で暮らしていた頃は、『便利』に囲まれすぎていたなと気付きました。歩いて5分の場所にスーパーが必要だろうか。家の近くにショッピングモールがないといけないのだろうか。そんな便利さがなくても、暮らしは成り立つって実感しています」とNさん。
私たちは、不便=悪いことという固定観念にとらわれがちなのかもしれません。家族との時間、自然とのふれあい、地域との関わり。ご家族がこれから時間をかけて紡いでいく暮らしが楽しみです。