梅雨入りと建築素材|國本建築堂|尾道の住宅設計デザイン工務店

梅雨入りと建築素材

例年よりも少し早めに梅雨にはいりましたね。

この時期は他の時期に比べて特に素材の違いを顕著に肌で感じさせられる時期です。

というのも日本は湿度の多い国ですが、特にこの時期は長雨で湿度が常に高く気温も高い、不快な時期です。

例えば、壁の素材で言うと

『珪藻土の壁』と『クロスの壁』の部屋

『珪藻土の壁』の部屋は入った瞬間に清涼感があり、湿度も安定していて肌がべたつく感じはありません。

『クロスの壁』の部屋はなんだかもやっと、べたべたした湿度の暑さを感じます。

床の素材でも

『無垢の床』と『シート貼りの床や突板の床』

『無垢の床』は梅雨の時期でも素足で過ごせるくらいベタベタしない。

後者は脚がペタペタとくっつく感じです。

そういう我が家には両方の部屋があります。

そこはコストを抑えるためにと、ちょっと試してみたかったという部分があるのですが…

今となれば無垢の床じゃない部屋は素足で歩くのが不快で、ラグを敷いてしまっているくらいで。

部屋ごとに素材を変えてしまうと余計に違いを感じてしまいます。

素材選びは慎重に。