リノベーションのこと
温故知新 / 愛着
リノベーションとは、すでにある空間や材料をうまく活かしながら、新しい世界をつくりあげていく手法です。独特のノウハウが必要で、既存空間の特徴、流れた時間、眠っている素材の可能性、それらを読み取りながら、継承したり削ぎ落したりして再構築します。住まい手と作り手のコミュニケーションの中で、発見と創意の末に質の高い住まいに生まれ変わります。
昔から伝わる知恵や工夫を取り入れ、現代の技術と感性の中で、住む人の愛着がわく住まいをつくる。そうすることで、いつまでも大切に使われ、建物を長持ちさせることに繋がると考えています。

- 構造Re
- まずは、目視で建物の劣化状態を診断を行います。建物の構造を読み取りながら、補強材や既存構造材を見せるか、兼ねるか、隠すかを考えます。

- 環境Re
- 快適な住空間にするために熱環境の改善を検討します。断熱、風、光、質感など、目に見えない心地よさを大切にし、住環境を整えるプランを考えます。

- 敷地Re
- 既存建物の建築後に起こった近隣環境や法改正等の変化を踏まえ、増築・減築・分割・結合・庭・景色・周辺環境の取り込み方など、敷地の中に眠っている可能性を掘り起こします。

- 間取りRe
- 建物を支える既存構造を読みとき、その建物の空間メリットを最大限に活かしつつ、お客様のライフスタイルに合った間取りと、暮らし方のご提案をします。

- 収納Re
- 「どこに」「何を」「どれだけ」の収納計画+動線計画を立て、家事がラクで楽しく、無駄な動き、スペースをつくらないことで、ストレスを減らした豊かな暮らしを実現します。

- 古材Re
- 梁・柱・土台・内装材・家具は地域や目的によって「適材適所」に活用され、大変味わい深い色になります。躯体・内装材の修繕と、新旧家具の組み合わせで価値を再構築します。